中村軒
情報登録日:2006-12-11 12:42:01 (aikodeshoubu23)
最終修正日:2009-03-17 21:05:13 (masahi-o)
調査対象店舗『中村軒』
京都府京都市西京区桂浅原町61
TEL : 075-381-2650
創業明治16年(1883)の老舗です。
気軽に入って一服できる古い茶店の雰囲気を残したまま、春・夏は、あんみつ、ところてん、かきごおり、おそうめん。秋・冬は、あべ川、おぜんざい、おしるこ、にゅうめん、お雑煮が食べられます。
店頭では、お菓子も販売しておられますのでお土産でもいただくことができます。
点字ブロックによる案内は横断歩道以外にはありません。
お店まで(車)
駐車場は店舗の向かい側に2台
店舗より西へ20mほど離れた場所に3台あります。
(※障害者専用駐車場はありません。)
お店まで(公共交通機関)
電車で最も近い駅は阪急電車
バスでは京都駅より市バス33に乗り桂離宮前より徒歩10秒ほどです。
入り口
入り口から土間にかけて高さ2cm程度の段差が1段あります。
入り口幅は150cm程度あり扉はなく常に開放されています。
出入り口付近に手すりはありません。
お店の中(土間)
店内には土間と座敷があります。
土間には、赤い毛氈のかかった縁台が二台(高さ41cmと46cm、背もたれなし)とテーブル(高さ52cm×縦120cm×横78cm)が一台あります。
床面素材はタイルです。
構造上テーブルの中に車椅子を入れることは難しいですが、土間全体の空間にはゆとりもあるので車椅子の方の利用も可能ではないかと思います。
喫煙は可能です。
お店の中(座敷)
座敷に上がる前に上がり框の高さが20cmほどあるため車椅子の方の利用は難しいでしょう。
座敷からは四季取り取りの美しい景色をみることができます。
禁煙です。
店のトイレ
店内からトイレまで出もっとも狭い通路幅は70cmなので車椅子の方は少し厳しいかも。また、段差(5cm)もあり、手すりはありません。
トイレの中
トイレは2つありますが両方とも便器の型は洋式です。
入り口から向かって正面にあるトイレは身体障害者の利用者を意識しているのか間口を広く取っており、また横手すりも設置されています。
扉は内開きです。
玄関・店内からトイレまでで最も狭い通路幅は60cm
間口は縦130×80cm
便器の高さは40cm
ウォシュレット、もの置き場はありません。
水洗レバーの大きさは普通ぐらいです。
お店情報
○メニューの文字サイズはだいたい13pt〜20pt
点字メニューはありませんが、色覚障害の人が困るような表示はありません
○土間までなら身体障害者補助犬の入店も可能とのこと。
○手話可能な店員さんはいません。筆談で。
○雰囲気は明るく、お客さんで非常に賑っています。
○日持ちしないお菓子が多いので夕方までには品切れしてしまうこともしばしば..みなさんお早めに来店しましょう。
○お店の特徴 … 自家製あんこ(燃料にはガスを木を使用しかまどで炊く)が他の和菓子屋さんとは一味違います。
○店のお勧めは、麦代餅(大294円、小210円)です。
麦代餅は百貨店にも並ぶほど有名なお菓子です。
調査員の感想 その1
調査員は、お薄(420円:画像右)金つば(231円:画像右)栗ぜんざい(788円:画像下)をいただきました。適度な甘さに適度な渋さでどれも味わい深くいただくことができました。
座敷からは四季取り取りの美しい景色をみることができます。ぜひ座敷でお菓子と共に景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
お店の見取り図
調査員の感想 その2
古き良き懐かしい空間が訪れる客の心をなごまてくれる情緒あるお店であります。
バリアフリー対応のお店ではありませんが、お店の方はやさしく温かいかたばかりでしたので、心安らぐ楽しいひと時を過ごすことができると思います。
コメント
コメントを書き込む 初めて書き込む方は注意書きをお読みください